会社設立と労災保険・雇用保険の届出
従業員を雇用した場合、労災保険と雇用保険に加入するために届出を行う必要があります。
労災保険は、勤務中に事故や災害があった場合に給付が受けられる保険です。
雇用保険とは、失業した場合に再就職までの生活を安定させるために給付される保険です。
労災保険、雇用保険の届出は、労働基準監督署とハローワークに提出します。
具体的には、
まず、労働保険全体と労災保険の届出を、労働基準監督署に提出して、
その後公共職業安定所(ハローワーク)へ行って雇用保険の届出を提出します。
労災保険料と雇用保険料の概算保険料をまず納め、その後、実績に基づいて精算されます。
雇用保険の届出に必要な書類は、
雇用保険適用事務所設置届
雇用保険被保険者資格届出
です。
届出には、労働保険番号が必要になるため、事前に労働基準監督署に労働保険の届出を行い、労働保険番号を入手する必要があります。
届出に必要な添付資料としては、
従業員名簿
登記事項証明書
被保険者証
などです。
必要な添付書類は、事前に確認するとよいでしょう。期限に間に合うように注意が必要です。