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久留米・筑後地区で会社設立の相談をする|地元の窓口と資金の道すじ

会社設立 福岡 久留米市 県内その他の市町村 編集:合同会社commit / 合同会社FIELD 共同編集部
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この記事は、福岡市まで出るのが遠い方に向けたものです

会社設立の相談窓口を調べると、福岡市のスタートアップ拠点の情報が出てきます。たしかに充実していますが、久留米市や筑後地区からは決して近くありません

そのために相談をあきらめる必要はありません。久留米市には市の担当課がありますし、商工会議所・商工会もあります。日本政策金融公庫にも久留米支店があります。

この記事では、久留米市を中心とした筑後地区で会社設立の相談ができる窓口と、資金調達の道すじを整理しました。2026年9月時点で公式ページを確認した内容です。地元で完結できることは思ったより多いはずです。

久留米市の窓口は電話予約制です

久留米市の窓口は電話予約制です/福岡の会社設立の代行を比べる

久留米市で会社設立の相談をする場合、まず市の担当課が窓口になります。特定創業支援等事業の証明書を出すのも市です。

久留米市の案内では、証明書の申請の窓口は市庁舎11階の新産業創出支援課で、電話予約制とされています。行けば話を聞いてもらえる、という形ではありません。

会社設立の準備を始めたら、まず電話で相談してください。受講できるプログラムの日程や、証明書の申請に必要なものを確認できます。

2年の期限を必ず確認してください久留米市の特定創業支援等事業には、最後に支援を受けた日から2年以内に証明書を申請する必要があるという条件があります。福岡市と北九州市の案内には見当たらない期限です。創業塾に通ったまま会社設立を先延ばしにすると取り逃すことがありますので、電話のときにこの点も確認してください。

電話をかけるのに準備は要りません。会社設立を考えていると伝えれば、何から始めればよいかを教えてもらえます。証明書を取ると、会社設立の登録免許税が0.7%から0.35%に軽減されます。株式会社なら最低額が15万円から7万5,000円になりますので、受講に1か月以上かける価値は十分にあります。

出典:久留米市「特定創業支援等事業」(2026年8月時点)

商工会議所・商工会が身近な相談先です

商工会議所・商工会が身近な相談先です/福岡の会社設立の代行を比べる

筑後地区には商工会議所と商工会があります。地域の事業者を支援する組織で、会社設立の前後を通じて経営全般の相談ができます。

注目したいのが、久留米市の特定創業支援等事業の対象プログラムに田主丸町商工会の個別相談支援が挙げられていることです。

つまり、集合形式のセミナーだけでなく個別相談も支援の対象になりうるということです。セミナーの日程に通えない事情がある方でも、証明書を取れる可能性があります。

久留米市の案内に挙げられている対象プログラム
プログラム 形式 備考
創業塾 集合形式と考えられます 市の案内に挙げられています
創業支援塾 同上 同上
女性の起業セミナー 同上 同上
KURUME START FOUNDING ACADEMY 同上 同上
田主丸町商工会の個別相談支援 個別相談 商工会による個別相談も対象に挙げられています

※ 2026年9月時点で当サイトが久留米市の案内を確認した内容です。実施状況と日程は市の公式ページでご確認ください。

どれを受ければよいかは市に聞いてくださいプログラムによって内容も期間も違います。自分の会社設立の予定に間に合うもの、自分の事業に合うものを選ぶ必要があります。当サイトでは日程や内容の詳細を書いていませんので、市の担当課に電話で確認してください。

どの商工会や商工会議所のプログラムが対象になるかは、年度によって変わることがあります。自分の住んでいる地域の商工会が対象かどうかは、市の担当課に確認するのが確実です。商工会議所・商工会は、会社設立の後も付き合いが続く相手になります。地域の情報や取引先の紹介につながることもありますので、早めに顔を出しておいて損はありません。

出典:久留米市「特定創業支援等事業」(2026年8月時点)

資金の相談先は市内にあります

資金の相談先は市内にあります/福岡の会社設立の代行を比べる

創業期の資金調達には、大きく2つの道があります。日本政策金融公庫から直接借りる道と、信用保証協会の保証を付けて金融機関から借りる道です。

日本政策金融公庫には久留米支店があります。福岡市まで出なくても、会社設立の資金について相談できるということです。

支店があるということは、書類を持って行ったり、担当者と直接話したりできるということです。会社設立の資金を借りるかどうか迷っている段階でも、相談には行けます。公庫の創業期向けの資金は、2025年3月に「新規開業資金」から「新規開業・スタートアップ支援資金」へ名称が変わっています。古い名称のまま案内している記事もありますので、公式サイトで確認してください。

証明書が融資にも効くことがあります特定創業支援等事業の証明書は、会社設立の登録免許税の軽減だけに使うものではありません。融資や信用保証の面でも扱いが変わることがあります。具体的にどう変わるかは制度と年度によりますので、久留米市と、融資を申し込む先の両方に確認してください。

審査をするのは公庫や金融機関ですので、相談の窓口で感触がよくても、それが決定ではありません。事業計画と返済の見通しを示せることが要ります。県や市の制度融資は金融機関を通して利用するしくみです。取引のある金融機関があると話を進めやすくなります。会社設立の後に法人口座を開くとき、将来の資金調達も視野に入れて選ぶ意味はここにあります。

久留米市で会社設立と資金調達を進める順番
受講と資金の相談は並行して進められます。

出典:日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金」(2026年8月時点)

県の制度も併せて確認します

県の制度も併せて確認します/福岡の会社設立の代行を比べる

久留米市の制度だけを見ていると見落とすものがあります。福岡県にも中小企業向けの融資制度があります。市の制度と県の制度は別々に用意されています。

福岡県の制度融資は、県が案内し、金融機関を通して利用するしくみです。久留米市で会社設立をする場合でも、福岡県内の事業者として対象になります。

年度と募集状況を必ず確認してください自治体の補助金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると途中で終了します。福岡県の起業支援の補助金にも、すでに今年度の募集を終えているものがあります。「募集中」と書いてある記事を見かけても、必ず県の公式ページで現在の状況を確認してください。当サイトではこの記事に補助金の金額を書いていません。

また、福岡市には登録免許税の残り半額相当を補助する制度がありますが、これは福岡市の制度です。久留米市に本店を置く場合は対象になりません。久留米市の案内ページには、これに相当する制度の記載を確認できませんでした。

会社設立の費用を見積もるときは、福岡市向けの記事に出てくる「実質0円」の話をそのまま当てはめないでください。「ない」と断定はできませんので、会社設立の費用を計算する前に市に確認してください。案内ページに載っていない制度が別のページにあることもあります。

出典:福岡県「中小企業向け融資制度のご案内」(2026年8月時点)

会社設立の代行は、どこに頼んでも構いません

会社設立の代行は、どこに頼んでも構いません/福岡の会社設立の代行を比べる

久留米市や筑後地区で会社設立の代行を探すとき、地元に事務所が見つからないこともあります。その場合でも心配は要りません。

登記の管轄は本店所在地で決まりますし、事務所はオンラインで申請することが多いので、福岡市の事務所に頼んで久留米市に本店を置くこともできます。

定款認証についても、久留米公証役場が市内にあります(久留米市中央町28-7)。大牟田市や太宰府市にも公証役場がありますので、筑後地区からでも選択肢があります。

地元以外の代行に頼むときに確認すること
確認すること なぜ効くか 聞き方の例
打ち合わせはオンラインでできるか 何度も出向くと負担になります 「来所しないと進みませんか」
久留米市の制度を扱った経験があるか 2年の申請期限など条件が違います 「久留米市の制度を使った案件はありますか」
電子定款に対応しているか 収入印紙4万円が不要になります 「電子定款は追加料金ですか」
設立後の届出まで頼めるか 届出先は本店の市町村で決まります 「税務署や市への届出も範囲ですか」
料金の条件は何か 顧問契約が前提の場合があります 「設立だけの依頼もできますか」
「0円」には条件を必ず確認してください会社設立の代行で手数料0円をうたう場合、設立後の顧問契約が条件になっていることがあります。その場合は月額の顧問料と契約期間の縛りを確認してください。設立の手数料の差より、顧問料の総額のほうが大きくなることがあります。料金の条件は各事務所の公式サイトの表示でご確認ください。

なお、特定創業支援等事業の受講は自分で行います。会社設立の代行に任せきりにせず、受講と証明書の申請の予定は自分で管理してください。

出典:日本公証人連合会「福岡県の公証役場一覧」(2026年8月時点)

登記と届出で、行く先が分かれます

登記と届出で、行く先が分かれます/福岡の会社設立の代行を比べる

久留米市で会社設立をする場合、登記と届出で行く先が分かれます。ここは整理しておいてください。

会社設立の登記は福岡法務局の本局(福岡市中央区舞鶴)です。久留米支局は設立登記の管轄ではありません。オンラインで申請するなら出向く必要はありません。

一方、設立後の届出は地元です。法人市民税は久留米市に、法人県民税・法人事業税は管轄の県税事務所に、法人税は管轄の税務署に出します。

久留米市に本店を置く場合の行く先
用事 行く先 備考
会社設立の登記 福岡法務局 本局 オンライン申請なら出向く必要はありません
登記事項証明書の取得 久留米支局などでも可能 設立登記を扱わない庁でも交付は受けられます
定款認証(株式会社) 久留米公証役場など ウェブ会議による認証も原則化されています
法人市民税の届出 久留米市 均等割は資本金等1,000万円以下・50人以下で年5万円
社会保険の届出 管轄の年金事務所 事実発生から5日以内とされています

※ 2026年9月時点で当サイトが各機関の公式ページを確認した内容です。

証明書は複数の場面で使います登記事項証明書は法人口座、届出、許認可など複数の場面で使います。しかも年金事務所のように原本を求める先があります(コピー不可・提出日から90日以内に発行されたもの)。1通取れば使い回せるというものではありませんので、会社設立の登記が完了したら、必要な通数を数えてまとめて取ってください。

通数を多めに取っておけばよいと考えるかもしれませんが、有効期限を設けている提出先がありますので、取りすぎても使い切れないことがあります。使う予定のある分を数えるのが結局は無駄になりません。証明書の交付は久留米支局でも受けられますので、会社設立の後に何度も福岡市まで出る必要はありません。オンラインで請求する方法もあります。

出典:久留米市「久留米市の法人市民税の税率」(2026年9月時点)

相談に行く前に用意しておくもの

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複数の窓口を回ることになりますので、事業の内容を書いたものを1枚用意しておくと楽です。同じ説明を何度も繰り返さずに済みます。

書くのは難しいことではありません。何をして収益を得るのか、会社設立をいつ予定しているのか、資金はいくら必要か。この3点が伝わればまず足ります。

相談の前にまとめておくこと
項目 なぜ要るか どこで使うか
何をして収益を得るのか 支援も融資もここから始まります すべての窓口
会社設立の予定時期 受講が間に合うかの判断に要ります 市の担当課
本店を置く予定の場所 使える制度と税額が決まります 市の担当課、会社設立の代行
必要な資金の額と使いみち 融資の相談ではこれがないと進みません 公庫、金融機関
人を雇う予定があるか 労働保険や支援の要件に関わります 市の担当課、商工会

※ 当サイトの整理です。窓口によって求められるものは異なります。

書いているうちに考えが整理されますこの1枚は、窓口に渡すためだけのものではありません。書いているうちに、自分でも曖昧だった部分が見えてきます。会社設立の代行に見積りを頼むときにも、融資の相談のときにも、そのまま使えます。きれいに作る必要はありません。

決まっていないことがあっても構いません。決まっていることと、まだ決まっていないことを分けて書いておくほうが、相談する側も答えやすくなります。

会社設立の代行を頼むかどうかも、この1枚を持って相談してから決めれば構いません。見積りを取ってから公的な窓口で意見を聞く、という順番でも大丈夫です。

久留米・筑後地区で会社設立するときの4つの窓口
福岡市まで出なくても、地元で相談できます。

出典:福岡商工会議所「創業支援」(2026年8月時点)

まとめ|地元で相談できることは多いです

まとめ|地元で相談できることは多いです/福岡の会社設立の代行を比べる

久留米市を中心とした筑後地区で会社設立の相談をする場合について、この記事で扱ったことをまとめます。

  • 久留米市の窓口は市庁舎11階の新産業創出支援課で、電話予約制と案内されています
  • 特定創業支援等事業には最後の支援日から2年以内という申請期限があります
  • 証明書の発行には2週間程度かかると案内されています
  • 田主丸町商工会の個別相談支援も対象プログラムに挙げられています
  • 日本政策金融公庫の久留米支店があり、資金の相談ができます
  • 久留米公証役場が市内にあり、定款認証は市内で済ませられます
  • 会社設立の登記は福岡法務局の本局ですが、証明書の交付は久留米支局でも受けられます

福岡市まで出なければ何もできない、ということはありません。登記の申請はオンラインでできますし、相談と定款認証と資金の相談は地元で済みます。

まずは市の担当課に電話してみてください。会社設立の予定を伝えれば、受講できるプログラムと期限を教えてもらえます。そこから逆算して動けば、無理のない計画が立てられます。

制度と募集の状況は変わります。実際の判断の前には、必ず久留米市と福岡県、日本政策金融公庫の公式ページでご確認ください。

出典:福岡県よろず支援拠点「創業をお考えの方へ」(2026年8月時点)

地元の窓口から始めてください

会社設立の相談で大事なのは、実際に行ける場所にあることです。遠くの充実した窓口より、近くて何度でも行ける窓口のほうが役に立ちます。

久留米市の担当課は電話予約制と案内されていますので、まず電話をかけてみてください。特定創業支援等事業の受講できるプログラムも、そのときに確認できます。

会社設立の代行を頼むかどうかは、相談したうえで決めれば構いません。資金の相談も含めて、早めに動きはじめてください。制度と募集状況は変わりますので、実際の判断の前には必ず公式ページでご確認ください。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

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