福岡で会社設立の代行を頼むなら|手数料・実費込みの総額・条件を並べて比べる
福岡で会社設立を考えはじめると、まず出てくるのが「代行を頼むか、自分でやるか」という分かれ道です。検索すれば福岡の行政書士や司法書士、税理士法人のサイトが並び、全国対応のクラウドサービスも出てきます。ところが料金の書き方が各社バラバラで、手数料だけを見比べても総額が読めないという状態になりがちです。
この記事は、福岡市・北九州市・久留米市などで会社設立をしようとしていて、地元の士業に代行を頼むか、全国対応のクラウドサービスを使うか、それとも自分で登記まで進めるかを決めかねている方に向けて書いています。とくに福岡市の特定創業支援等事業を使うと登録免許税が半額になり、市の補助金と組み合わせると実質0円になりうることや、福岡県内で設立登記を受け付ける法務局が2庁しかないことを知らないまま進めてしまうと、あとから取り返しにくい差が出ます。そこを含めて整理しました。
掲載している料金・条件は、2026年8月に各社の公式サイトを実際に開いて確認できた範囲のものです。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし」と書いています。
福岡で会社設立の代行を比べるとき、最初に見るべきは手数料ではない

会社設立にかかるお金は、大きく2つに分かれます。ひとつは国に納める法定費用(実費)、もうひとつが依頼先に払う代行手数料です。各社のサイトで目立つように書かれているのは後者だけで、しかも「0円」と大きく出ていることが少なくありません。ところが実際に財布から出ていく金額は、圧倒的に前者のほうが大きいのです。
株式会社を福岡で設立する場合、登録免許税だけで最低15万円かかります。これは資本金の0.7%と15万円のどちらか高いほうという決まりで、資本金が2,143万円を超えるまでは15万円が下限として効きます。つまり手数料が3万円の事務所と0円の事務所を比べても、差は3万円にすぎず、その3万円のために顧問契約が付いてくるなら、話はまったく変わってきます。
「安いほうを選ぶ」の前に、何が含まれているかを見る
福岡の事務所を見ていくと、料金の見せ方が3つに分かれることが分かります。①手数料だけを書いて実費は別と明記するところ、②実費込みの総額を出すところ、③手数料0円と大きく出して条件を下のほうに書くところ、の3つです。比べるときは、この3つを同じ土俵に並べ直す作業が要ります。本記事の比較表では、そのために「拠点」と「顧問契約の要否」の列を必ず入れています。

出典:日本公証人連合会「Q3. 定款の認証に要する費用、株式会社設立の費用等はいくらですか。」(2026年8月時点)
福岡で会社設立の代行を頼める相手は、大きく4種類ある

「会社設立の代行」とひとことで言っても、引き受けられる範囲は相手によって違います。しかもこれは各社の方針ではなく、法律で決まっている線引きです。福岡で依頼先を探すときは、まずこの4種類の違いを頭に入れておくと、サイトを見比べる速度が上がります。
| 依頼先 | できること | 登記申請の代理 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 行政書士 | 定款の作成と電子定款の認証手続き、許認可の申請 | できない(提携の司法書士が担当) | 飲食店や建設業など、設立後すぐ許認可が要る場合 |
| 司法書士 | 定款の作成と登記申請の代理 | できる | 登記までを一人の専門家に任せたい場合 |
| 税理士・税理士法人 | 設立の段取りと設立後の税務。登記は提携の司法書士 | できない(提携が担当) | 設立後の記帳や決算まで続けて任せたい場合 |
| クラウドサービス | 書類の作成支援。認証と登記は利用者か提携専門家 | できない | 費用を抑え、自分で手を動かせる場合 |
※ 登記申請の代理で報酬を受けられるのは司法書士だけです。行政書士や税理士に頼む場合も、登記の部分は提携する司法書士が担当します。
福岡では「行政書士+司法書士」の組み合わせが多い
実際に福岡の事務所を見ていくと、行政書士が定款を作り、提携する司法書士が登記を出す、という組み合わせで一括して代行するかたちがよく見られます。利用する側から見れば窓口はひとつなので、どちらに頼んでも手間は変わりません。料金表に「行政書士手数料」と「司法書士手数料」が分けて書いてある場合は、その合計が実際に払う手数料になります。

出典:法務省「一人会社の設立登記のオンライン申請」(2026年8月時点)
「手数料0円」の条件を開く:福岡では顧問契約が条件のことが多い

福岡で「会社設立の手数料0円」を掲げているサービスを実際に開いて確認したところ、0円になる条件として顧問契約などを求めているところが多数を占めました。これ自体は珍しいことではなく、設立で得られない分を設立後の顧問料で回収する、というかたちです。問題は、条件が小さな注記でしか書かれていない場合に、読む側が「無条件で0円」と受け取ってしまうことにあります。
| サービス | 手数料の表示 | 0円になる条件 | 顧問料の月額 |
|---|---|---|---|
| 株式会社スタートアシスト | 通常55,000円→0円 | 福岡アーム税理士事務所との顧問契約。契約期間の縛りはないと明記 | 5,500円〜 |
| ベンチャーサポート税理士法人 福岡オフィス | 55,000円→顧問契約で0円 | 設立後の税理士顧問契約 | 9,600円〜 |
| 宮川公認会計士事務所 | 設立手数料0円 | 創業支援パックへの申込み(顧問契約とセット) | 27,500円〜 |
| サン共同税理士法人 | 株式会社62,000円(税抜)→0円 | 記帳代行+税務顧問+決算料+年末業務の4点を依頼した場合の最大値引き | 公式サイトに記載なし |
| 如水税理士法人 北九州事務所 | 株式会社66,000円→顧問契約で全額値引き | 顧問契約。ただし「会社設立のみ」の依頼も料金表にある | 公式サイトに記載なし |
| 辻・本郷 税理士法人(福岡会社設立センター) | 設立手数料は無料 | 顧問契約が必須とは明記されていない | 公式サイトに記載なし |
※ 各社の公式サイトを2026年8月に確認した範囲です。条件や金額は変わることがあります。当サイト調べ。
顧問契約が悪いわけではない
誤解のないように書いておくと、顧問契約が条件であること自体は不利な話ではありません。設立後は法人の決算や税務申告が毎年発生しますから、どのみち税理士に頼むつもりなら、設立の手数料が浮くぶん得になります。見るべきなのは「自分は設立後も顧問を頼むつもりがあるか」という一点です。頼むつもりがないのに0円に引かれて契約すると、月額が積み上がって高くつきます。

出典:消費者庁「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」(2026年8月時点)
実費込みの総額で並べ直すと、株式会社と合同会社の差がはっきりする

会社設立の代行を比べるとき、株式会社で見積もるか合同会社で見積もるかで景色が変わります。合同会社は定款認証そのものが不要で、登録免許税の下限も6万円と低いためです。福岡で一人で始める方が合同会社を選ぶことが多いのは、この差が理由のひとつです。
| 項目 | 株式会社 | 合同会社 |
|---|---|---|
| 登録免許税 | 資本金×0.7%、最低15万円 | 資本金×0.7%、最低6万円 |
| 定款認証の公証人手数料 | 3万円/4万円/5万円(資本金の額による) | 不要(認証そのものが要らない) |
| 定款認証の特例 | 条件を満たせば1万5,000円 | 該当なし |
| 紙の定款の収入印紙 | 4万円(電子定款なら不要) | 4万円(電子定款なら不要) |
| 謄本の交付手数料 | 1枚250円 | 不要 |
| 特定創業支援等事業の軽減後の下限 | 7万5,000円 | 3万円 |
※ 公証人手数料は令和6年12月1日施行の区分です。金額は日本公証人連合会の公式ページで確認できます。
見落とされがちな「1万5,000円」の区分
定款認証の手数料には、2024年12月1日から1万5,000円で済む区分があります。条件は3つで、①発起人の全員が自然人で、その数が3人以下であること、②定款に発起人が設立時発行株式の全部を引き受ける旨の記載があること(発起設立)、③定款に取締役会を置く旨の記載がないこと(取締役会非設置)です。資本金の額等が100万円未満で、この3つをすべて満たす場合に適用されます。
一人で株式会社を作る方の多くは、実はこの条件に当てはまります。ところが各社の料金比較表がこの区分を反映していないことがあり、3万円で見積もられているケースを見かけます。差額は1万5,000円ですから、見積もりをもらったら「この区分に当てはまりませんか」と一度聞いてみる価値があります。


出典:日本公証人連合会「定款認証の手数料の改定について」(2026年8月時点)
福岡市なら、登録免許税が実質0円になる道がある

ここが、福岡で会社設立をする方にとっていちばん大きい話です。国の制度である特定創業支援等事業の証明を受けると、登録免許税が0.7%から0.35%へ半分になります。株式会社なら15万円が7万5,000円に、合同会社なら6万円が3万円になる計算です。
そのうえで福岡市には、新規創業促進補助金という制度があります。軽減を受けた創業者に、残りの半額相当(株式会社は一律75,000円、合同会社は一律30,000円)を補助するもので、結果として登録免許税の負担が実質0円になります。福岡市自身が「実質0円で会社が設立できます」と広報しています。
証明書には1か月以上の受講が要る
証明書は申請すればすぐ出るものではありません。福岡市の場合、1か月以上にわたる受講を修了していることが要件で、証明書の発行にはおおむね5営業日、手数料は1枚300円です。つまり思い立ってすぐ登記、という進め方とは相性が悪い制度です。急いで設立したい方は、この制度を使わない選択もありえます。
市区町村ごとに条件が違う点にも注意が必要です。北九州市も1か月以上の支援が要件で、証明書の発行には1週間程度の余裕を見るよう案内されています。久留米市は1か月以上の支援に加えて、最後に支援を受けた日から2年以内に証明書を申請するという期限があります。この期限は福岡市・北九州市の案内には見当たらないため、久留米市で進める方はとくに気をつけてください。

出典:福岡市「新規創業促進補助金」(2026年8月時点)
福岡県で設立登記を出せる法務局は、本局と北九州支局の2庁だけ

会社設立の代行を頼む場合でも、自分で進める場合でも、登記を出す先は本店の所在地で決まります。そして福岡県には、意外と知られていない事情があります。県内で商業・法人登記(設立登記)を扱っているのは、福岡法務局の本局と北九州支局の2庁だけです。
| 庁名 | 所在地 | 電話 | 主な管轄 |
|---|---|---|---|
| 福岡法務局 本局 | 福岡市中央区舞鶴3-5-25 | 092-721-4570 | 福岡市、久留米市、大牟田市、飯塚市、糸島市、春日市、大野城市、筑紫野市、太宰府市、宗像市ほか |
| 福岡法務局 北九州支局 | 北九州市小倉北区城内5-1(小倉合同庁舎) | 093-561-3542 | 北九州市、直方市、田川市、行橋市、豊前市、中間市、宮若市、遠賀郡・鞍手郡・田川郡ほか |
※ 西新・粕屋・福間の各出張所や筑紫支局は証明書の交付事務のみで、設立登記の申請はできません。
たとえば筑紫野市や春日市で会社設立をする場合、近くに筑紫支局があっても、設立登記は福岡市中央区の本局に出すことになります。郵送やオンラインで申請するなら距離は問題になりませんが、窓口に持ち込むつもりで日程を組んでいると、当日になって慌てることになります。
公証役場は県内11か所から選べる
一方、株式会社の定款認証を受ける公証役場は、県内に11か所あります。福岡・博多・筑紫・久留米・大牟田・小倉合同・八幡合同・田川・直方・飯塚・行橋です。本店が福岡県内であれば、県内のどの公証役場でも認証を受けられます。また2024年3月1日からは、全国の公証役場でウェブ会議による認証が原則になっているため、遠方でも出向かずに手続きできる場面が増えています。
出典:福岡法務局「管内の各庁の管轄区域」(2026年8月時点)
6つの軸で採点して、福岡の依頼先を並べてみる

ここまでの内容をふまえて、福岡で会社設立の代行を頼める事業者を6つの軸で採点しました。各軸10点で、合計60点満点です。点数は当サイトが2026年8月に各社の公式サイトを開いて確認できた内容にもとづくもので、公式サイトに記載がない項目は加点していません。
- 1. 代行手数料:0円か、いくらか。0円の場合は条件の有無も見る
- 2. 実費込みの総額:株式会社・合同会社それぞれで、登録免許税と定款認証を含めた総額が示されているか
- 3. 電子定款の対応:収入印紙4万円が不要になるか。別料金か
- 4. 利用条件のゆるさ:会計ソフト契約や税務顧問契約が前提かどうか
- 5. 福岡の制度への対応:特定創業支援等事業の証明取得や登録免許税の軽減、福岡市の新規創業促進補助金、県・市の制度融資まで案内できるか。福岡に相談できる拠点があるか
- 6. 申込みから登記までの日数:公式サイトに記載がある日数のみ評価する
5つ目の軸が、全国向けの比較サイトとの違いです。全国対応のクラウドサービスはこの軸で点が伸びませんが、それを理由に不当に低く扱ってはいません。手数料の軸では満点であり、事実として「福岡の制度の案内は自分で進める必要がある」と書いているだけです。
| 順位 | 事業者 | 拠点 | 顧問契約の要否 | 代行手数料 | 実費込みの総額 | 電子定款 | 利用条件のゆるさ | 福岡の制度への対応 | 登記までの日数 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ベンチャーサポート税理士法人 福岡オフィス | 福岡市中央区天神4-3-30 天神ビル新館8階 | 条件あり。「設立後の税理士顧問契約を頂ける場合は、会社設立代行手数料は無料」と明記。顧問料はSOHOプラン月9,600円〜、自計化プラン25,000円〜、丸投げプラン40,000円〜 | 8 | 9 | 10 | 6 | 10 | 8 | 51 |
| 2位 | ベストパートナーズ行政書士事務所 | 福岡市中央区舞鶴2-3-20 コンドミニアム舞鶴801号 | 顧問契約は不要。「顧問契約なし」と明記 | 9 | 3 | 8 | 10 | 6 | 10 | 46 |
| 3位 | 株式会社スタートアシスト | 福岡市博多区博多駅前3丁目27番25号 第二岡部ビル7階 | 条件あり。福岡アーム税理士事務所(経営革新等支援機関)との顧問契約が0円の条件。顧問料は月額5,500円〜、契約期間の縛りはないと明記 | 7 | 9 | 3 | 6 | 8 | 10 | 43 |
| 4位 | 内野司法書士事務所 | 久留米市藤山町1634番地29 | 顧問契約は不要。「当事務所は、顧問契約の締結を前提としていません」と明記 | 6 | 10 | 9 | 10 | 5 | 2 | 42 |
| 5位 | 如水税理士法人 北九州事務所 | 北九州市小倉北区堺町1-2-16 十八銀行第一生命共同ビル2F | 顧問契約をすると手数料が全額値引きになる。料金表に「会社設立のみ」の選択肢があり、設立だけの依頼も可能 | 7 | 7 | 9 | 8 | 5 | 6 | 42 |
| 6位 | 行政書士・社労士市川事務所(会社設立代行センター福岡) | 福岡市中央区天神3-10-32 ロゼ天神4F | 顧問契約の要否について公式サイトに記載なし | 6 | 7 | 8 | 6 | 5 | 9 | 41 |
| 7位 | 法人設立ワンストップサービス | 全国オンライン(国が運営) | 顧問契約などの条件は一切ない。マイナンバーカードと電子署名の準備が必要 | 10 | 8 | 7 | 10 | 3 | 2 | 40 |
| 8位 | そよぎ行政書士事務所 | 福岡市東区馬出2丁目2-35 サクラ博多ビル502 | 顧問契約の要否について公式サイトに記載なし | 5 | 8 | 8 | 6 | 10 | 2 | 39 |
| 9位 | 宮川公認会計士事務所(会社設立コンシェルジュ) | 福岡市中央区天神2丁目8番38号 協和ビル6階 | 条件あり。創業支援パックへの申込みが条件で顧問契約とセット。顧問料はライト月27,500円〜、レギュラー33,000円〜、シルバー38,500円〜 | 7 | 2 | 3 | 3 | 8 | 10 | 33 |
| 10位 | freee会社設立 | 全国オンライン(福岡に相談拠点なし) | ツール自体は無条件で0円。電子定款の費用負担にはfreee会計の年間契約が必要 | 10 | 2 | 6 | 8 | 2 | 4 | 32 |
| 11位 | 弥生のかんたん会社設立 | 全国オンライン(福岡に相談拠点なし) | ツール自体は0円。電子定款の費用負担には弥生会計 Nextの年契約が必要 | 10 | 4 | 7 | 8 | 1 | 2 | 32 |
| 12位 | 行政書士たのなか事務所 | 福岡市中央区天神 | 顧問契約の要否について公式サイトに記載なし | 7 | 3 | 9 | 6 | 5 | 2 | 32 |
※ 各軸10点満点の60点満点。2026年8月時点の各社公式サイトの表示にもとづく当サイト調べです。公式サイトに記載がない項目は加点していません。順位は定期的に見直します。
1位になった理由
現時点の採点でもっとも点数が高かったのは、ベンチャーサポート税理士法人 福岡オフィスでした。理由は、6つの軸のうち弱い部分が少なかったことにあります。手数料は顧問契約なしでも55,000円と金額を明示しており、顧問契約を結べば0円になります。電子定款は追加費用なしで、実費込みの実質総額を株式会社・合同会社の両方で公表しています。そして特定創業支援等事業と福岡市の新規創業促進補助金の両方を、公式サイトで具体的に説明している点が、福岡の制度への対応という軸で効きました。
ただし、これは「どの人にとっても最良」という意味ではありません。顧問契約を結ぶつもりがない方にとっては、顧問契約を前提としないと明記している事務所のほうが合います。次の章で、条件別の選び方を整理します。
出典:消費者庁「No.1表示に関する実態調査報告書」(2026年8月時点)
あなたに合う頼み方はどれか、条件別に整理する

同じ「福岡で会社設立」でも、置かれている状況によって最適な依頼先は変わります。よくある5つの場面に分けて整理しました。
顧問契約を結ぶつもりがないなら
設立だけを頼みたい場合は、顧問契約を前提としない事務所を選ぶのが素直です。福岡市中央区のベストパートナーズ行政書士事務所は「顧問契約なし」を掲げ、株式会社は35,000円からの3コースを税込で示しています。久留米市の内野司法書士事務所は顧問契約を前提としないと明記したうえで、報酬と実費を分けずに株式会社258,000円(税込)という総額を出しています。北九州市の如水税理士法人は、料金表に「会社設立のみ」の選択肢を用意しています。
逆に、費用をできるだけ抑えたい、かつ自分で手を動かせるという方なら、国が運営する法人設立ワンストップサービスを使って自分で申請する道もあります。手数料はかからず、実費だけで済みます。ただしマイナンバーカードと電子署名の準備が必要で、定款の内容は自分で組み立てることになります。
- 拠点
- 福岡市中央区天神4-3-30 天神ビル新館8階
- 種別
- 税理士法人
- 代行手数料
- 株式会社 55,000円(行政書士44,000円+司法書士11,000円・税込)、合同会社 44,000円(同33,000円+11,000円)。設立後の顧問契約がある場合は0円
- 株式会社の総額
- 顧問契約時の実質合計 57,000円と記載(法定費用167,000円からの割引後)
- 合同会社の総額
- 顧問契約時の実質合計 0円と記載(法定費用60,000円からの割引後)
- 電子定款
- 対応。「電子定款認証で0円」と記載(別料金なし)
- 顧問契約の要否
- 条件あり。「設立後の税理士顧問契約を頂ける場合は、会社設立代行手数料は無料」と明記。顧問料はSOHOプラン月9,600円〜、自計化プラン25,000円〜、丸投げプラン40,000円〜
- 福岡の制度
- 特定創業支援等事業による登録免許税の半額軽減を説明し、福岡市新規創業促進補助金についても詳細に記載
- 登記までの日数
- 3〜5営業日程度と記載
- 拠点
- 福岡市中央区舞鶴2-3-20 コンドミニアム舞鶴801号
- 種別
- 行政書士
- 代行手数料
- 株式会社 35,000円/65,000円/95,000円(税込・3コース)、合同会社 30,000円/60,000円/90,000円(税込)
- 株式会社の総額
- 公式サイトに記載なし
- 合同会社の総額
- 公式サイトに記載なし
- 電子定款
- 対応。上記料金に含まれる(別料金の記載なし)
- 顧問契約の要否
- 顧問契約は不要。「顧問契約なし」と明記
- 福岡の制度
- 創業融資の相談、補助金のアドバイス、許認可取得支援の記載あり。特定創業支援等事業や福岡市新規創業促進補助金への個別の言及は記載なし
- 登記までの日数
- 1日〜3日で会社設立と記載
- 拠点
- 福岡市博多区博多駅前3丁目27番25号 第二岡部ビル7階
- 種別
- マッチング・創業支援
- 代行手数料
- 通常55,000円のところキャンペーンで0円(税込・税別の記載なし)
- 株式会社の総額
- 設立時費用の総額 167,600円〜と記載
- 合同会社の総額
- 設立時費用の総額 60,600円と記載
- 電子定款
- 公式サイトに記載なし
- 顧問契約の要否
- 条件あり。福岡アーム税理士事務所(経営革新等支援機関)との顧問契約が0円の条件。顧問料は月額5,500円〜、契約期間の縛りはないと明記
- 福岡の制度
- 福岡市・福岡県・日本政策金融公庫の創業融資制度への対応、各種助成金・補助金の診断の記載あり
- 登記までの日数
- 最短1日の表記あり
- 拠点
- 久留米市藤山町1634番地29
- 種別
- 司法書士
- 代行手数料
- 株式会社 258,000円(税込)、合同会社 122,000円(税込)。いずれも報酬と実費を含む一括料金
- 株式会社の総額
- 258,000円(税込・報酬+実費の総額。発起人が2名以上の場合は1人ごとに10,000円加算)
- 合同会社の総額
- 122,000円(税込・報酬+実費の総額)
- 電子定款
- 対応。専用ソフトで定款の電子認証を行い、定款印紙代が無料になると明記
- 顧問契約の要否
- 顧問契約は不要。「当事務所は、顧問契約の締結を前提としていません」と明記
- 福岡の制度
- 久留米市の特定創業支援等事業など制度への言及は確認できず
- 登記までの日数
- 公式サイトに記載なし
※ 2026年8月時点の各社公式サイトの表示にもとづく当サイト調べです。掲載順に広告上の優遇はありません。
出典:福岡市「特定創業支援等事業」(2026年8月時点)
まとめ:福岡で会社設立の代行を選ぶときに、押さえておきたいこと

福岡で会社設立の代行を比べるときに大事なのは、手数料の安さではなく、実費を含めた総額と、その金額になる条件、そして福岡の制度に対応できるかの3つでした。最後に、この記事で確認したことを整理しておきます。
- 会社設立の費用は法定費用が大半を占める。株式会社の登録免許税は最低15万円で、手数料の差は数万円にとどまる。
- 登記申請の代理ができるのは司法書士だけ。行政書士や税理士に頼む場合も、登記は提携の司法書士が担当する。
- 福岡の「手数料0円」は、顧問契約を条件としているものが多い。顧問料の月額と契約期間の縛りまで見て比べる。
- 合同会社は定款認証が不要で、登録免許税の下限も6万円。株式会社より実費が軽い。
- 定款認証には1万5,000円の区分がある。発起人が3人以下の自然人・発起設立・取締役会非設置のすべてを満たす場合。
- 福岡市では特定創業支援等事業と新規創業促進補助金の組み合わせで、登録免許税が実質0円になりうる。ただし先着順で予算上限がある。
- 福岡県内で設立登記を扱う法務局は、本局と北九州支局の2庁だけ。出張所では申請できない。
- 公証役場は県内11か所。2024年3月からウェブ会議による認証が原則になっている。
会社設立は手続きそのものより、設立の前に決めることと、設立の後に続くことのほうが重みを持ちます。商号や事業目的、資本金の額は代行に頼んでも自分で決める部分ですし、設立後には税務や社会保険の届出が期限つきで待っています。福岡市の場合、法人市民税の設立申告書は設立の日から10日以内という短さです。
そのうえで、どの依頼先が自分に合うかは「設立の後にどうしたいか」で決まります。設立だけを安く済ませたいのか、設立後の経理まで任せたいのか、福岡市の補助金まで取りにいきたいのか。この記事の比較表と採点が、その判断の材料になれば幸いです。
出典:中小企業庁「登録免許税の軽減(産業競争力強化法)」(2026年8月時点)
ここまで読んでいただいた方に、ひとつだけお願いがあります。気になった依頼先が見つかったら、申し込む前に「実費込みでいくらか」と「その金額になる条件は何か」の2つを、必ず問い合わせて確かめてください。この2つさえ押さえておけば、後から出てくる追加費用でつまずくことはほとんどなくなります。
会社設立は、多くの方にとって一度きりの手続きです。福岡には顧問契約を前提としない事務所も、設立後まで一緒に見てくれる税理士法人も、自分で進めるための公的なオンライン窓口もそろっています。どれが正解ということはなく、設立の後にどう事業を進めたいかで選び方は変わります。
制度は年度ごとに変わり、補助金は予算の上限で受付が終わることもあります。この記事の数字も、実際に動く前にはもう一度、各公式ページでご確認ください。福岡での会社設立が、気持ちよく次の一歩につながることを願っています。
他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください
掲載順に優劣の意味はありません。並び順はページごとに変えており、順位付けではありません。いずれも当サイトが実際に検索してURLの存在を確認したサイトです(確認時点の情報のため、移転・終了している場合があります)。
- 福岡の会社設立【手数料0円】
福岡での会社設立を手数料0円で案内するサービスページ。
vp-kigyo.com - 福岡で伸びる会社設立をお考えの方へ
宮川公認会計士事務所の会社設立ページ。設立手数料0円を掲げる。
miyagawa-kaikei.com - 会社設立代行センター福岡
行政書士・社労士市川事務所が運営。株式会社の設立代行の料金を明示している。
kigyo.office-ichikawa.com - ベンチャーサポート税理士法人 福岡オフィス
福岡市中央区天神。特定創業支援等事業と福岡市の補助金まで説明している。
vs-group.jp - 福岡会社設立サポートセンター(税理士法人たかはし事務所)
福岡市東区。顧問契約とセットで設立手数料を無料にすると案内している。
t-tax.jp - 会社設立の代行費用を徹底比較!起業におすすめの格安サービス
代行費用を比較した記事。
koyano-cpa.gr.jp - 法人設立が無料でできる?0円設立代行の仕組みや注意点
0円をうたう設立代行の仕組みを解説した記事。
sogyotecho.jp - 手数料0円や1万円以下の罠?顧問契約なしで専門家に丸投げする方法
0円の条件と顧問契約なしの選択肢を扱った記事。
note.com - 会社設立を代行する資格がある士業は?各資格や士業の違いや選び方
代行できる資格を整理した記事。
sovagroup.co.jp - 会社設立 福岡|行政書士たのなか事務所
行政書士と司法書士が組んで会社設立をまるごと代行する福岡市天神の事務所。
tano-office.com - 合同会社設立|会社設立 福岡
合同会社の設立に絞って手順と料金を説明したページ。
tano-office.com - 合同会社設立代行 福岡
合同会社の設立を最短2日で登記申請すると案内するページ。
kigyo.office-ichikawa.com - スタートアシスト
福岡市博多区。顧問契約を条件に会社設立の手数料を0円にするキャンペーンを掲げる。
start-ast.com - 福岡の会社設立|ベンチャーサポート
福岡での会社設立の流れと費用をまとめたページ。
vs-group.jp - 会社設立で代行できる手続きとは?専門家に依頼するメリット・デメリット
代行に頼む範囲と依頼先の選び方を整理した記事。
freee.co.jp - 会社設立代行会社おすすめ11選!依頼のメリットやデメリット
代行会社を比較した記事。
sales-contact.co.jp - 手数料0円業者の実態|会社設立専門・会社法人センター
手数料0円をうたう業者の仕組みを解説したページ。
kaisha-kakuyasu.com - ベストパートナーズ行政書士事務所
福岡市中央区の行政書士事務所。顧問契約なしで会社設立の代行を受ける方針を掲げている。
next-fukuoka.com - 会社設立コンシェルジュ(宮川公認会計士事務所)
福岡市中央区天神。設立手数料0円と創業支援パックを案内している。
start-up-fukuoka.com - 福岡会社設立センター(辻・本郷税理士法人)
設立手数料無料をうたう会社設立の窓口。
ht-tax.or.jp
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