福岡で会社設立するなら、依頼先を比べて決めるメディア 福岡の会社設立を、代行手数料と実費込みの総額で比べる

福岡で会社設立の登記を申請する手順|必要書類と、つまずきやすい点

会社設立 福岡 法務局 登記申請 編集:合同会社commit / 合同会社FIELD 共同編集部
PR 本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。掲載している料金・条件は各社の公式サイトで確認できた範囲のものです。
この記事は、登記申請の中身を知っておきたい方に向けたものです

会社設立の手続きのうち、最後に来るのが法務局への登記申請です。ここまで来れば終わりが見えますが、書類に不備があると補正の連絡が来て、完了が遅れます。設立日そのものは申請した日で変わりませんが、登記事項証明書が取れる時期がずれます。

この記事では、福岡で会社設立の登記を申請する前提で、必要な書類と手順を整理しました。株式会社と合同会社では必要書類が違うため、それぞれ分けて書いています。自分で申請する方はもちろん、代行に頼む方が「何を用意するのか」を把握するためにも使えます。

内容は2026年8月時点で公式ページを確認したものにもとづきます。書式や取扱いは変わることがあるため、実際の申請前には法務局の公式ページでご確認ください。

登記申請までに終わっているべきこと

登記申請までに終わっているべきこと/福岡の会社設立の代行を比べる

登記の申請は会社設立の最後の工程です。その前に済ませておくべきことが4つあります。どれかが欠けていると申請できません。

登記申請の前に終わっているべきこと
工程 株式会社 合同会社 備考
基本事項を決める 必要 必要 商号・本店・目的・資本金・役員・決算期
定款を作る 必要 必要 電子定款なら収入印紙4万円が不要
定款認証を受ける 必要 不要 公証役場で。合同会社は認証そのものが不要
資本金を払い込む 必要 必要 発起人・社員本人の口座へ。通帳の写しを取る

※ 2026年8月時点。合同会社は定款認証が不要なため、工程がひとつ少なくなります。

このうち資本金の払い込みは代行に頼めない工程です。発起人や社員が本人名義の口座に入金し、その記録が分かるページの写しを取ります。会社設立の代行を頼んでいても、ここは自分で動くことになります。

払い込みは定款の作成日より後に資本金の払い込みは、定款の作成日より後に行う必要があるとされています。順番を間違えると、払い込みをやり直すことになりかねません。会社設立の代行を頼んでいる場合は、いつ振り込めばよいかを確認してから動いてください。

会社設立の準備でつまずきやすいのは、この払い込みのタイミングです。定款ができる前に資本金を入れてしまい、入れ直すことになったという話は珍しくありません。福岡で会社設立を進めるときも、順番だけは先に確認しておいてください。

出典:日本公証人連合会「Q3. 定款の認証に要する費用、株式会社設立の費用等はいくらですか。」(2026年8月時点)

株式会社の登記申請に必要な書類

株式会社の登記申請に必要な書類/福岡の会社設立の代行を比べる

株式会社の会社設立で必要になる主な書類を挙げます。実際の構成は会社の設計によって変わるため、法務局が公開している記載例を確認しながら準備するのが確実です。

登記申請書会社の基本情報と登録免許税の額を記載します。法務局が書式と記載例を公開しています。
定款(認証を受けたもの)公証役場で認証を受けた定款の謄本。1枚250円の交付手数料がかかります。
払込みを証する書面資本金が払い込まれたことを示す書類。通帳の写しなどを綴じて作ります。
役員の就任承諾書取締役などが就任を承諾したことを示す書面。
印鑑届書会社の実印を法務局に届け出るための書類。

このほか、設計によっては取締役の印鑑証明書、発起人の決定書、資本金の額の計上に関する証明書などが必要になります。取締役会を置くかどうか現物出資があるかどうかで書類が変わります。

会社設立の代行を頼む場合、これらの書類は事務所が用意してくれます。ただし印鑑証明書のように本人が役所で取るものは自分で手配することになります。何を自分で用意するのかを、依頼の段階で確かめておくと段取りが組めます。

登録免許税は資本金で決まります株式会社の登録免許税は資本金の額×0.7%で、15万円に満たないときは15万円です。特定創業支援等事業の証明を受けている場合は0.35%(最低7万5,000円)に軽減されます。軽減を受けるには証明書を添付する必要があるため、申請前に取得を済ませておいてください。
株式会社の登記申請にかかる費用(資本金100万円未満・電子定款の例)
登録免許税が大半を占めます。軽減を受けられれば7万5,000円下がります。

出典:福岡法務局「本局・支局・出張所の一覧」(2026年8月時点)

合同会社は工程が少なく、書類も減ります

合同会社は工程が少なく、書類も減ります/福岡の会社設立の代行を比べる

合同会社の会社設立は、株式会社より工程が少なくなります。定款認証そのものが不要なので、公証役場に行く必要も、謄本を取る必要もありません。

株式会社と合同会社で、登記申請の準備がどう違うか
項目 株式会社 合同会社
定款認証 必要(3万〜5万円) 不要
定款の謄本 必要(1枚250円) 不要
登録免許税 資本金×0.7%、最低15万円 資本金×0.7%、最低6万円
就任承諾書 取締役などの分が必要 業務執行社員の設計による
電子定款の効果 収入印紙4万円が不要 収入印紙4万円が不要

※ 2026年8月時点。必要書類は会社の設計によって変わります。

電子定款にすれば収入印紙4万円もかかりませんから、登録免許税の6万円だけで会社設立ができる計算になります。自分で登記を申請するなら、この6万円が実費のすべてです。

株式会社の場合と比べると差は歴然です。株式会社は登録免許税15万円に定款認証3万円、謄本代が加わって実費だけで18万円前後になります。合同会社なら6万円で済むわけですから、会社設立の初期費用を抑えたい方に選ばれるのも自然なことです。

合同会社は自分で出しやすい

公証役場とのやり取りがないぶん、合同会社は自分で登記を出しやすい形態です。福岡で一人で事業を始める方が合同会社を選ぶことが多いのは、費用の安さに加えて、この手続きの少なさも理由になっています。

ただし合同会社にも会社設立の代行を頼めます。福岡の事務所では、合同会社の設立を株式会社より安い料金で受けているところがほとんどです。自分で出すか代行に頼むかは、書類を作る時間を取れるかどうかで決めれば十分です。

弥生は一部の法人形態に非対応ですクラウドサービスを使う場合の注意です。弥生のかんたん会社設立は公式サイトで、合資会社・合名会社・NPO法人・一般社団法人などの設立に非対応と明記しています。株式会社と合同会社には対応しています。

出典:日本公証人連合会「定款認証の手数料はいくらか」(2026年8月時点)

オンラインで申請する場合

オンラインで申請する場合/福岡の会社設立の代行を比べる

会社設立の登記は、オンラインでも申請できます。国が運営する法人設立ワンストップサービスを使えば、定款認証の手続きから設立登記、設立後の各種届出までをまとめて申請できます。

法務省は、役員が自分ひとりだけの会社について完全オンライン申請を勧める案内を出しています。福岡から申請する場合も、本局や北九州支局まで出向く必要はありません

受付時間に注意してください法人設立ワンストップサービスの利用時間は平日8時30分から23時まで、休日は8時30分から18時までです。ただし登記所の受付は平日8時30分から17時15分までで、それ以降に送信したものは翌業務日の受付になります。会社の設立日は申請した日になるため、日付にこだわる場合はこの差に注意してください。
必要になるもの代表者のマイナンバーカードと電子署名、ICカードリーダライタなど読み取りの手段。
登録免許税の納付オンラインで納付できます。納付期限は到達日の翌日から3日間とされています。
補正の連絡書類に不備があると連絡が来ます。オンラインなら訂正もオンラインでできます。
完了の確認福岡法務局が公表している各庁別の登記完了予定日で見込みが分かります。

マイナンバーカードをまだ持っていない場合は、交付までの期間も日程に入れておく必要があります。会社設立を急いでいる場合、カードの取得が間に合わないこともあるので早めに確認してください。

窓口・郵送・オンラインの違い
オンラインなら管轄の庁まで出向く必要はありません。

出典:デジタル庁「法人設立ワンストップサービス」(2026年8月時点)

補正が入りやすいところ

補正が入りやすいところ/福岡の会社設立の代行を比べる

会社設立の登記で書類に不備があると、法務局から補正の連絡が来ます。設立日そのものは申請した日で変わりませんが、登記の完了が遅れるため、登記事項証明書が取れる時期がずれます。

法人口座の開設や許認可の申請には登記事項証明書が必要なことが多いので、補正が入ると後の予定に影響します。会社設立を急いでいる場合は特に気をつけたいところです。

記載の食い違い定款と登記申請書で商号や本店の表記が違うと補正になります。番地の書き方まで揃えます。
押印や署名の漏れ就任承諾書や払込みを証する書面で、必要な押印が抜けているケースです。
添付書類の不足会社の設計によって必要な書類が変わります。取締役会を置くかどうかで構成が変わります。
登録免許税の額資本金の額から計算した額と、納付した額が合っているかを確認します。
法務局に手続きの案内を頼めます書類の書き方に迷ったら、法務局に相談できます。福岡法務局の北九州支局には手続案内の予約受付(093-561-3988)があり、不動産登記および会社・法人登記の手続案内を予約できます。ただし法務局が書類を代わりに作ることはありません。案内してもらえるのは手続きの進め方までです。

また、法務局は登記申請書や添付書類の記載例を公開しています。会社設立の登記を自分で出すなら、まずこの記載例を手元に置いて、自分の会社の設計に合うものを選ぶところから始めるのが確実です。

確実に済ませたい場合は、司法書士に頼むという選択があります。登記申請の代理で報酬を受けられるのは司法書士だけです。福岡には会社設立の代行を扱う司法書士事務所が複数あり、株式会社で60,000円(税別)からという料金の提示も見られました。

会社設立の代行に頼めば、補正のリスクは相手が負います。設立日を確実に押さえたい場合や、登記事項証明書を使う予定が決まっている場合は、この安心料と考えると納得しやすいと思います。

出典:福岡法務局「福岡法務局各庁別登記完了予定日」(2026年8月時点)

登記が完了したら、証明書を取る

登記が完了したら、証明書を取る/福岡の会社設立の代行を比べる

会社設立の登記が完了したら、登記事項証明書を取得します。設立後の各種届出や法人口座の開設に必要になるためです。証明書の交付は、申請した庁以外でも受けられます。

福岡県内では、久留米支局や飯塚支局、筑紫支局など設立登記の申請ができない庁でも、証明書の交付は扱っています。西新出張所も証明書の交付事務のみを行っています。近くの庁で取得できるので、この点は便利です。

証明書がそろったら、設立後の届出に移ります。福岡で会社を設立した場合、届出先は国・県・市の3つに分かれます。福岡市の場合、設立の日から10日以内に法人市民税の設立申告書を提出することになっており、提出先は財政局法人税務課 法人市民税係(福岡市博多区博多駅前2丁目8番1号 博多区役所新庁舎9階)です。

10日以内という期限に注意設立の日は登記を申請した日です。登記が完了するのはその2〜3週間後ですから、証明書が取れるのを待っていると10日の期限が過ぎます。設立日が決まった時点で準備を始めておくと安全です。

この10日という期限は、福岡市に限った話ではありません。本店を置く市町村ごとに期限と提出先が定められています。北九州市なら北九州市、久留米市なら久留米市の窓口です。会社設立の登記が終わったら、まず本店を置く市町村の公式ページを確認してください。

印鑑カードも申請します会社の実印を届け出ると、印鑑カードを申請できます。印鑑証明書を取るために必要なもので、こちらは筑紫支局や粕屋出張所など、印鑑関連の事務を扱う庁でも手続きできます。

会社設立の直後は、登記事項証明書と印鑑証明書を何通も使う場面が出てきます。法人口座の開設、税務署や県税事務所への届出、許認可の申請。必要な通数を見込んで、まとめて取得しておくと窓口に何度も足を運ばずに済みます。

登記申請から設立後の届出まで
設立から10日以内の届出は、証明書を待たずに準備を始めます。

出典:福岡市「法人市民税の概要(均等割・法人税割の税率、設立申告書の提出先)」(2026年8月時点)

まとめ:登記申請でつまずかないために

まとめ:登記申請でつまずかないために/福岡の会社設立の代行を比べる

福岡で会社設立の登記を申請するときに押さえておきたいことを整理します。

  1. 登記申請の前に、基本事項の決定・定款の作成・(株式会社は)定款認証・資本金の払い込みを終える。
  2. 資本金の払い込みは代行に頼めない。発起人・社員が本人名義の口座に入金する。
  3. 払い込みは定款の作成日より後に行う。順番を間違えるとやり直しになりかねない。
  4. 株式会社は定款の謄本が必要。合同会社は定款認証も謄本も不要。
  5. 登録免許税は株式会社が最低15万円、合同会社が最低6万円。軽減を受けるには証明書を添付する。
  6. オンライン申請なら窓口に行く必要はないが、登記所の受付は平日17時15分まで
  7. 補正が入ると完了が遅れる。記載の食い違いや押印漏れが原因になりやすい。
  8. 法務局に手続きの案内を頼める。北九州支局には手続案内の予約受付がある。
  9. 登記事項証明書は、設立登記を扱わない庁でも交付を受けられる。
  10. 福岡市の法人市民税の設立申告書は設立から10日以内。証明書を待たずに準備する。

会社設立の登記は、順番さえ守れば難しい手続きではありません。ただし書類の形式は細かく、初めてだと迷うところが出てきます。設立日を外したくない場合や、時間をかけたくない場合は、司法書士に頼むほうが確実です。

この記事の内容について掲載した内容は2026年8月に法務局・法務省・日本公証人連合会などの公式ページで確認したものにもとづきます。必要書類は会社の設計によって変わり、書式や取扱いも改正されることがあります。実際の申請前には、法務局の公式ページか司法書士にご確認ください。

出典:中小企業庁「登録免許税の軽減(産業競争力強化法)」(2026年8月時点)

分からないところは、法務局に聞けます

登記の書類は形式が細かく、初めてだと迷うところが出てきます。そんなときは法務局に手続きの案内を頼めます。福岡法務局の北九州支局には手続案内の予約受付があり、専用の電話番号が用意されています。

もちろん、法務局は書類を代わりに作ってはくれません。案内してもらえるのは手続きの進め方までです。それでも、自分の書いたものが形式に合っているかを確かめられるのは大きいと思います。

時間をかけたくない、設立日を外したくないという場合は、司法書士に頼むほうが確実です。福岡には会社設立の登記を扱う司法書士事務所が複数あります。自分の状況に合う進め方を選んでください。書式や取扱いは変わりますので、申請前には公式ページでご確認ください。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

掲載順に優劣の意味はありません。並び順はページごとに変えており、順位付けではありません。いずれも当サイトが実際に検索してURLの存在を確認したサイトです(確認時点の情報のため、移転・終了している場合があります)。

この記事は、福岡での会社設立の進め方を決めるのに役に立ちましたか?

あわせて読みたい記事