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福岡県内その他の市町村で会社設立する|自分の市町村を自分で調べる手順

会社設立 福岡 久留米市 県内その他の市町村 編集:合同会社commit / 合同会社FIELD 共同編集部
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この記事は、大きな市以外で会社設立をする方に向けたものです

福岡県で会社設立の情報を探すと、福岡市の記事がほとんどです。北九州市や久留米市はときどき出てきますが、それ以外の市町村の記事はまず見つかりません

けれども、福岡県には多くの市町村があります。飯塚市、大牟田市、筑紫野市、糸島市、宗像市、大野城市。そこで会社設立をする人も当然います。

当サイトでは、違いを書けない市町村について、地名だけを差し替えた記事を作らない方針を取っています。そのかわりこの記事では、自分の市町村の条件を自分で調べる手順をお渡しします。確認する項目は決まっていますので、順に見ていけば分かります。

確認するのは5つの項目です

確認するのは5つの項目です/福岡の会社設立の代行を比べる

まず全体を示します。会社設立で市町村によって変わることは、大きく5つです。これを順に確認していけば、自分の市町村の条件が分かります。

会社設立で市町村によって変わる5項目
確認すること どこで調べるか 効いてくる場面
設立登記の申請先は本局か北九州支局か 福岡法務局の管轄区域一覧 登記を申請するとき
特定創業支援等事業を実施しているか その市町村の公式ページ、福岡県のポータル 登録免許税の軽減
その市町村独自の補助金があるか その市町村の公式ページ 会社設立の費用
法人市民税の均等割はいくらか その市町村の公式ページ 毎年かかる費用
設立後の届出先はどこか その市町村、県税事務所、税務署、年金事務所 登記が終わったあと

※ 当サイトの整理です。実際の内容は各機関の公式ページでご確認ください。

逆に言えば、これ以外は県内どこでも同じです。定款認証の手数料も、登録免許税の計算方法も、税務署への届出の期限も、市町村では変わりません。

一般的な会社設立の記事も役に立ちます市町村ごとの記事がなくても、手続きの流れそのものは共通です。定款の作り方、資本金の払い込み、登記の申請、設立後の届出。こうした部分は一般的な記事で足ります。そのうえで、上の5項目だけを自分で確認すればよいということです。

会社設立の代行を頼む場合は、この確認を事務所と一緒に進められることもあります。ただし制度の部分は自分でも押さえておいてください。以下、それぞれの調べ方を書いていきます。会社設立の準備を始めたら、この順で確認してみてください。

出典:福岡商工会議所「特定創業支援等事業」(2026年8月時点)

1. 登記の申請先は2庁のどちらか

1. 登記の申請先は2庁のどちらか/福岡の会社設立の代行を比べる

これはすぐ分かります。福岡県内で会社設立の登記を扱うのは福岡法務局の本局と北九州支局の2庁だけです。

北九州支局の管轄は北九州市、直方市、田川市、行橋市、豊前市、中間市、宮若市とその周辺の町村です。それ以外の県内の市町村は、すべて本局の管轄になります。

本局の管轄には、福岡市のほか大牟田市、久留米市、飯塚市、柳川市、八女市、筑後市、大川市、小郡市、筑紫野市、春日市、大野城市、宗像市、太宰府市、古賀市、福津市、うきは市、嘉麻市、朝倉市、みやま市、糸島市、那珂川市などが含まれます。

市の名前が付いた庁でも管轄とは限りません久留米支局、飯塚支局のように市の名前が付いた庁がありますが、会社設立の登記は出せません。証明書の交付事務などに限られます。西新・粕屋・福間の各出張所や筑紫支局も同じです。会社設立の登記を近くの庁に持ち込んでも受け付けてもらえませんので、管轄区域一覧で確認してください。

なお、登記事項証明書の交付はほかの庁でも受けられます。会社設立の後に証明書を取るだけなら、近い庁の窓口を使えます。オンラインで請求する方法もあります。

自分の市町村の条件を調べる順番
この順で調べれば、必要な情報がそろいます。

出典:福岡法務局「管内の各庁の管轄区域」(2026年8月時点)

2. 特定創業支援等事業を実施しているか

2. 特定創業支援等事業を実施しているか/福岡の会社設立の代行を比べる

会社設立の費用にいちばん効くのがこれです。特定創業支援等事業は市町村がそれぞれ実施する制度で、県内のすべての市町村が実施しているとは限りません。

証明書を取ると、登録免許税が0.7%から0.35%に軽減されます。株式会社なら最低額が15万円から7万5,000円に、合同会社なら6万円から3万円になります。

調べ方は2つあります。その市町村の公式ページで「創業」「特定創業支援」を探すか、福岡県のポータルで県内の状況をまとめて見るかです。

実施していた場合に確認すること
確認すること なぜ効くか 参考(3市の例)
受講に必要な期間 会社設立の予定日から逆算するため 福岡市・北九州市・久留米市はいずれも1か月以上
証明書の発行にかかる日数 登記の前に間に合うか 久留米市は2週間程度と案内されています
申請の期限があるか 受講後に時間が空くと取れないことがあります 久留米市は最後の支援日から2年以内
証明書の交付手数料 実費として計算に入れるため 市町村によって案内が異なります
受けられるプログラムは何か 日程が合うかを見るため セミナーのほか商工会の個別相談が対象の例もあります

※ 2026年9月時点で当サイトが各市の案内を確認した内容です。自分の市町村の条件は必ずその市町村にご確認ください。

実施していない場合はどうするか実施していない市町村なら、登録免許税は軽減されません。会社設立の費用としてその分を見込んでおいてください。ただし、県の支援制度や国の制度は別に使える場合があります。商工会議所・商工会や、よろず支援拠点に相談してみてください。

出典:福岡商工会議所「特定創業支援等事業」(2026年8月時点)

3. 市町村独自の補助金があるか

3. 市町村独自の補助金があるか/福岡の会社設立の代行を比べる

福岡市には、軽減された登録免許税の残り半額相当を補助する制度があります。これは福岡市の制度ですので、ほかの市町村では使えません。

自分の市町村に独自の補助金があるかは、その市町村の公式ページで確認することになります。ない場合は県の制度を見てください。福岡県にも中小企業向けの融資制度があります。

年度と募集状況を必ず確認してください自治体の補助金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると途中で終了します。金額だけを見て会社設立の資金計画に組み込むと、申請できずに計画が狂います。福岡県の起業支援の補助金にも、すでに今年度の募集を終えているものがあります。「募集中」と書いてある記事を見かけても、必ず公式ページで現在の状況を確認してください。

当サイトではこの記事に補助金の金額を書いていません。市町村ごとに違いますし、年度で変わるためです。自分の市町村と福岡県の公式ページで確認してください。

会社設立の代行の見積りを取るときに、「この市町村で使える制度はありますか」と聞いてみるのも手です。その答え方で、地域の制度にどれだけ通じているかが見えます。補助金がなくても、特定創業支援等事業を実施していれば登録免許税は軽減されます。会社設立の費用を抑える方法は補助金だけではありません。

出典:福岡県「中小企業向け融資制度のご案内」(2026年8月時点)

4. 法人市民税の均等割はいくらか

4. 法人市民税の均等割はいくらか/福岡の会社設立の代行を比べる

法人市民税の均等割は利益が出ていなくても毎年かかります。税率は市町村の条例で定められていますので、本店を置く市町村によって額が変わります。

当サイトが3市の公式ページで確認した範囲では、資本金等の額1,000万円以下・従業者数50人以下の区分で次のようになっていました。

3市の均等割(資本金等1,000万円以下・従業者50人以下)
均等割(年額) 備考
久留米市 5万円 公式ページの記載
福岡市 5万円から 公式ページの記載
北九州市 6万円 公式ページの記載

※ 2026年9月時点で当サイトが各市の公式ページを確認した内容です。自分の市町村の額は必ずその市町村のページでご確認ください。

3市を並べただけでも差があります。自分の市町村の額は、必ずその市町村の公式ページで確認してください。「法人市民税」「税率」で探すと見つかります。

法人税割も見ておいてください均等割のほかに法人税割があります。こちらは利益が出ているときにかかるもので、税率は市町村によって違います。当サイトが確認した範囲では、資本金等の額1,000万円以下の区分で久留米市が8.4%、福岡市が7.6%と案内されていました。会社設立の初年度は赤字になることも多いので、まずは均等割を見ておけば十分です。
市町村で変わることと、変わらないこと
変わるのは4つ。それ以外は県内どこでも同じです。

出典:久留米市「久留米市の法人市民税の税率」(2026年9月時点)

5. 設立後の届出先を一覧にする

5. 設立後の届出先を一覧にする/福岡の会社設立の代行を比べる

会社設立の登記が終わると届出が始まります。届出先はすべて本店の所在地で決まります。住所が決まった時点で、行く先も確定しています。

税務署、県税事務所、市町村、年金事務所。人を雇うなら労働基準監督署とハローワークも加わります。期限は機関ごとに違い、年金事務所が5日以内といちばん短くなっています

福岡の窓口名は地名の位置が違います書類に窓口名を書くときに間違えやすいところです。年金事務所は地名がうしろに付きます(例:東福岡年金事務所)。一方で労働基準監督署とハローワークは地名が前に付きます(例:福岡東労働基準監督署)。機関ごとに命名の規則が違いますので、公式ページの表記をそのまま写してください。

なお、県外に本店がある法人の法人県民税・法人事業税は、県内全域を博多県税事務所が所管するという扱いになっています。県外に本店を置いたまま福岡で事業をする場合は、この点を確認してください。

会社設立の代行に設立後の届出まで頼んでいれば、この部分は任せられます。料金の範囲に入っているかは事務所によって違いますので、契約の前に確認してください。

出典:日本年金機構「福岡県内の年金事務所の管轄」(2026年8月時点)

分からなければ、地元の商工会に聞いてください

分からなければ、地元の商工会に聞いてください/福岡の会社設立の代行を比べる

調べても分からないことは出てきます。そのときは地元の商工会議所・商工会に聞いてください。地域の事業者を支援する組織で、その市町村の事情をよく知っています。

市町村によっては、商工会議所や商工会が特定創業支援等事業の実施機関になっていることがあります。久留米市の案内では、田主丸町商工会の個別相談支援が対象のプログラムに挙げられています。

国が設置しているよろず支援拠点も使えます。福岡県にも設置されており、経営の課題全般について無料で相談できる窓口です。地域を問わず使えます。

会社設立の代行は距離で絞らなくて構いません登記の管轄は本店所在地で決まりますし、事務所はオンラインで申請することが多いので、会社設立の代行を頼む事務所の場所は問題になりません。ただし、その市町村の制度を扱った経験があるかは聞いてみてください。打ち合わせがオンラインでできるかも、距離が離れている場合は確認しておくとよいでしょう。

情報が少ない市町村ほど、自分で確認する部分が増えます。けれども確認する項目は決まっていますので、ひとつずつ潰していけば必ず分かります。

出典:福岡県よろず支援拠点「創業をお考えの方へ」(2026年8月時点)

会社設立の代行を、地元以外に頼むとき

会社設立の代行を、地元以外に頼むとき/福岡の会社設立の代行を比べる

情報の少ない市町村で会社設立をする場合、地元に会社設立の代行を扱う事務所がないということもあります。その場合は福岡市や北九州市の事務所に頼むことになります。

結論から書くと、登記の管轄は本店所在地で決まりますので、事務所の場所は関係ありません。事務所はオンラインで申請することが多く、遠方の会社設立でも対応できます。

地元以外の代行に頼むときに確認すること
確認すること なぜ効くか 聞き方の例
打ち合わせはオンラインでできるか 何度も出向くと時間の負担が大きくなります 「来所しないと進みませんか」
自分の市町村の制度を扱った経験があるか 特定創業支援等事業は市町村ごとに条件が違います 「この市の制度を使った案件はありますか」
書類のやり取りはどう進むか 郵送だと日数がかかります 「電子契約に対応していますか」
電子定款に対応しているか 収入印紙4万円が不要になります 「電子定款は追加料金ですか」
設立後の届出まで頼めるか 届出先は本店の市町村で決まります 「税務署や市への届出も範囲ですか」
制度の話は自分でも押さえておいてください会社設立の代行を頼んでも、特定創業支援等事業の受講は自分で行います。また、福岡市の案件を多く扱っている事務所だと、ほかの市町村の細かい条件(申請期限など)を把握していないこともありえます。この記事の5項目は、自分でも確認しておいてください。

公証役場は県内に11か所あります。久留米市、大牟田市、太宰府市などにもありますので、株式会社の定款認証は近くで済ませられることが多いはずです。ウェブ会議による認証も原則化されています。

会社設立の代行に頼まず自分でやる場合も、オンライン申請なら本局まで出向く必要はありません。ただし電子証明書の準備が要りますので、そこは手間との相談になります。

自分の市町村を調べるときのチェック項目
この6つを埋めれば、自分の市町村の条件がそろいます。

出典:日本公証人連合会「福岡県の公証役場一覧」(2026年8月時点)

まとめ|5項目を順に確認してください

まとめ|5項目を順に確認してください/福岡の会社設立の代行を比べる

福岡市・北九州市・久留米市以外の市町村で会社設立をする場合に確認することをまとめます。

  1. 設立登記の申請先は本局か北九州支局か(福岡法務局の管轄区域一覧で確認)
  2. 特定創業支援等事業を実施しているか(市町村の公式ページ、福岡県のポータル)
  3. 実施していれば、受講期間・発行日数・申請期限・手数料を確認する
  4. 市町村独自の補助金があるか(なければ県の制度を見る。年度と募集状況を必ず確認)
  5. 法人市民税の均等割はいくらか(毎年かかる費用)
  6. 設立後の届出先を一覧にする(税務署・県税事務所・市町村・年金事務所)

これ以外の手続きは県内どこでも同じです。定款の作り方も、登録免許税の計算も、税務署への届出の期限も変わりません。

自分の市町村の記事が見つからなくても、会社設立ができないわけではありません。確認する項目は決まっていますので、順に見ていってください。

制度は年度で変わります。実際の判断の前には、必ず自分の市町村と福岡県の公式ページでご確認ください。分からなければ地元の商工会議所・商工会にご相談ください。

出典:福岡法務局「本局・支局・出張所の一覧」(2026年8月時点)

調べる項目は5つだけです

自分の市町村の記事がないと不安になりますが、会社設立で市町村によって変わることは限られています。この記事で挙げた5つを確認すれば、必要な情報はそろいます。

いちばん大事なのは、特定創業支援等事業を実施しているかどうかです。実施していれば登録免許税が半分になりますし、実施していなければその分の費用を見込んでおく必要があります。

調べて分からなければ、地元の商工会議所や商工会に聞いてください。会社設立の代行を頼む場合も、地元の制度を扱った経験があるかを確認してみてください。制度は年度で変わりますので、必ず公式ページでご確認ください。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

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