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福岡市で合同会社を設立する|登録免許税を実質0円にして、最低いくらで作れるか

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本店を福岡市内に置いて、合同会社を作ろうとしている方へ

この記事は、福岡市内に本店を置く合同会社を作ろうとしている方のために書きました。東区でも博多区でも西区でも、本店が福岡市内であれば、ここに書くことがそのまま当てはまります。

福岡市で合同会社の会社設立をする人には、ほかの市町村にはない選択肢があります。市の受講証明と補助金を組み合わせると、6万円の登録免許税の負担がなくなる可能性があるのです。そのかわり、受講の期間、申請の順番、先着順の予算という3つの壁があります。

ここでは、登記の提出先、0円になる条件と募集状況、最低いくらで作れるか、設立後に市へ出す書類を、合同会社に絞って順番に確かめます。内容は2026年10月に福岡市・法務局などの公式ページで確認したものです。本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

登記の提出先は、どの区でも福岡法務局の本局です

登記の提出先は、どの区でも福岡法務局の本局です/福岡の会社設立の代行を比べる

福岡市に本店を置く合同会社の設立登記は、福岡法務局 本局(福岡市中央区舞鶴3-5-25)に出します。東区・博多区・中央区・南区・城南区・早良区・西区のどこに本店があっても同じです。

早良区や西区の方が近くの西新出張所に持ち込みたくなることがありますが、西新出張所は証明書の交付事務だけを扱う庁で、設立登記の申請はできません。粕屋出張所や筑紫支局も同様です。

福岡市の合同会社が登記を出す方法
方法 提出先 気をつけること
窓口に持参 福岡法務局 本局(中央区舞鶴) 平日のみ。電話は092-721-4570
郵送 同上 届いた日が受付日になり、その日が設立日になります
オンライン 登記・供託オンライン申請システム 受付は平日8時30分〜17時15分。過ぎると翌業務日の受付

※ 2026年10月時点。管轄は福岡法務局の公式ページで確認しました。

完了までの日数は、福岡法務局が庁ごとの登記完了予定日として公表しています。本局は申請の時期によって混み具合が変わりますので、口座開設や契約の予定がある方は申請前に確認しておくと安心です。提出先の考え方は福岡で会社設立の登記を出せる法務局は2庁だけでも説明しています。

会社設立の代行を司法書士に頼むと、本局への申請も代理で行ってもらえます。自分で出す場合でも、合同会社なら定款認証のために公証役場へ行く必要はなく、法務局とのやり取りだけで会社設立が終わります。

出典:福岡法務局「管内の各庁の管轄区域」(2026年8月時点)

合同会社の登録免許税は、6万円から3万円、そして実質0円へ

合同会社の登録免許税は、6万円から3万円、そして実質0円へ/福岡の会社設立の代行を比べる

合同会社の登録免許税は資本金の0.7%で、6万円に満たないときは6万円です。福岡市の特定創業支援等事業の証明書があると税率が0.35%に下がり、最低額は3万円になります。

そのうえで、福岡市の新規創業促進補助金が合同会社に一律30,000円を補助します。軽減後の税額が3万円なら、補助でちょうど埋まり、負担は実質0円です。

ここで気をつけたいのが資本金の大きさです。0.35%で計算した額が3万円を超えるのは、資本金がおよそ857万円を超えたときです。補助は一律30,000円なので、その場合は差額が残ります。たとえば資本金1,000万円なら、軽減後の税額は3万5,000円となり、補助を受けても5,000円が自己負担になります。

資本金別に見た合同会社の登録免許税(福岡市の制度を使う場合)
資本金 通常の税額 証明書で軽減後 補助後の実質負担
100万円 6万円 3万円 0円
300万円 6万円 3万円 0円
857万円程度まで 6万円 3万円 0円
1,000万円 7万円 3万5,000円 5,000円

※ 2026年10月時点の制度にもとづく当サイトの試算。実際の税額は国税庁の税額表の端数処理に従います。補助は先着順で、受けられない場合もあります。

登記の時点では3万円を納めます登録免許税は登記を申請するときに納める税金です。補助金は市から別に交付されるものなので、登記の時点では軽減後の3万円を自分で用意してください。「0円で登記できる」という意味ではありません。
福岡市で合同会社を作るときの登録免許税
資本金がおよそ857万円以下なら、負担はなくなります。

出典:中小企業庁「登録免許税の軽減(産業競争力強化法)」(2026年8月時点)

補助金の7つの要件と、2026年10月時点の募集状況

補助金の7つの要件と、2026年10月時点の募集状況/福岡の会社設立の代行を比べる

令和8年度福岡市新規創業促進補助金は、次の7つをすべて満たす人が対象です。合同会社でも株式会社でも要件は同じで、補助額だけが違います。

  1. 事業を営んでいない個人、または開業届の提出から5年を経過していない個人事業主であること
  2. 福岡市から特定創業支援等事業の受講証明を受けていること
  3. その証明書を使い、登録免許税の半額軽減を受けて新たに会社を設立すること
  4. 新たに設立する会社の本社が福岡市内にあること
  5. 新たに設立する会社以外に、経営に携わっている会社がないこと
  6. 暴力団または暴力団員と密接な関係を有しないこと
  7. 福岡市の市税および延滞金等を滞納していないこと

受付期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日まで(必着)とされていますが、先着順で、予算に達すると期間内でも受付を終えることがあります。2026年10月14日に更新された市の案内では、申込みが非常に多いため、予算の上限に達し次第いったん受付を停止すると告知されていました。

受付が停止したあとに会社設立を考え始めた場合はどうなるか。市の案内では、停止後は整理番号をオンラインで発行し、追加の受付枠が確保できた場合に限って、令和9年2月上旬から整理番号の順に受け付ける予定とされています。つまり年度の後半に申し込むほど、0円にならない可能性が高くなるということです。

登記を先に済ませると受け取れません補助金の申請は、特定創業支援等事業を受講した後、法人登記の前に出す必要があります。市の案内には、補助金の申請前に会社設立の登記を行うと、整理番号を取得していても交付されないと書かれています。会社設立の代行に頼む場合も、この順番を必ず伝えてください。

2社目以降の会社設立にあたる方や、事業を承継した方は、そもそも証明書の対象外です。ほかに経営している会社がある方は、この時点で0円の道は使えないと考えてください。

福岡市の補助金を受けられるかの確認
一つでも外れると、補助は受けられません。

出典:福岡市「令和8年度福岡市新規創業促進補助金のご案内」(2026年10月時点)

証明書を取るまでの段取りと日数

証明書を取るまでの段取りと日数/福岡の会社設立の代行を比べる

登録免許税を軽減するための証明書は、福岡市の特定創業支援等事業で1か月以上にわたって支援を受け、経営・財務・販路拡大・人材育成の4つの知識を身につけた人に発行されます。スタートアップカフェや福岡商工会議所など、複数の実施機関の中から受講先を選べます。

福岡市の特定創業支援等事業の証明書
項目 内容
受講の期間 1か月以上
身につける知識 経営・財務・販路拡大・人材育成の4つ
手数料 証明書1枚あたり300円
発行までの日数 概ね5営業日
申請の方法 オンライン(メールで申請し、クレジットカードで支払い)または窓口(電話で予約、福岡市収入証紙で支払い)
問い合わせ先 経済観光文化局 創業推進部 創業課(092-711-4455)
有効期限 令和9年3月31日、または開業日・法人設立日から5年を経過しない日のうち早い日

※ 2026年10月時点。福岡市の公式ページ(2026年10月14日更新)で確認しました。

会社設立の日程を逆算すると、受講に1か月以上、証明書の発行に1週間ほど、補助金の申請、そして登記という順になります。設立したい日が決まっているなら、少なくとも1か月半前には受講を始めておきたいところです。

受講先ごとの違いは福岡で特定創業支援等事業をどこで受けるかで比べています。株式会社も含めた制度全体の流れは福岡市で会社設立の登録免許税を実質0円にするにまとめました。

証明書には登録免許税以外の使い道もあります市の案内では、証明書があると創業関連保証を事業開始の6か月前から使えること、日本政策金融公庫の融資で利率の引き下げを受けられることも挙げられています。合同会社で創業融資を考えている方にとっては、0円の補助金が締め切られていても取る意味があります。
福岡市で合同会社を設立するまでの日程
書類づくりより、登記の前の段取りに時間がかかります。

出典:福岡市「特定創業支援等事業のご案内~福岡市で創業する時のメリット」(2026年10月時点)

福岡市で合同会社を作ると、最低いくらで済むか

福岡市で合同会社を作ると、最低いくらで済むか/福岡の会社設立の代行を比べる

「福岡市 会社設立 費用 最低」という検索もよくされています。合同会社の会社設立に絞って、法定の実費がどこまで下がるかを3つの進め方で比べます。

福岡市で合同会社を作る場合の法定の実費(資本金857万円以下)
進め方 登録免許税 定款の収入印紙 最終的な負担の目安
制度を使わず、紙の定款で自分で 6万円 4万円 10万円
制度を使わず、電子定款で 6万円 不要 6万円
証明書と補助金を使い、電子定款で 3万円(補助で実質0円) 不要 証明書代300円

※ 2026年10月時点の当サイトの試算。印鑑の作成費、登記事項証明書の手数料、代行の報酬は含みません。補助は先着順です。

電子定款にするには電子署名の環境が必要ですが、福岡市にはその壁を下げる窓口があります。大名のスタートアップカフェにある開業ワンストップセンターでは、来所してオンライン申請ができ、印紙税4万円が不要になると案内されています。予約時間帯は司法書士がサポートし、手続きにはマイナンバーカードと暗証番号が必要です。

自分で電子署名の環境を整えたくない場合は、電子定款の作成だけを行政書士に頼む方法もあります。福岡市中央区の行政書士たのなか事務所は、合同会社の電子定款の作成のみを11,000円の区分で受けていました(2026年9月時点の公式サイト表示)。紙の定款の収入印紙4万円と比べれば、頼んだほうが安く済みます。

使い方は福岡市のスタートアップカフェで会社設立するにまとめています。会社設立の代行にまるごと頼む場合は、ここに報酬が加わります。

福岡市で合同会社を作る:最低ラインの実費(登記時に支払う額)
立て替える3万円は、補助金の交付で戻る計算です。

出典:Fukuoka Growth Next「スタートアップカフェ(開業ワンストップセンター・特定創業支援等事業・士業の個別相談)」(2026年10月時点)

設立したら、福岡市に法人市民税の設立申告書を出します

設立したら、福岡市に法人市民税の設立申告書を出します/福岡の会社設立の代行を比べる

合同会社の登記が終わったら、福岡市には設立の日から10日以内に法人市民税の設立申告書を出します。定款の写しと登記事項証明書の写しを付けます。

福岡市に本店がある合同会社の届出先
届出 提出先 期限・補足
法人市民税の設立申告書 福岡市 財政局法人税務課 法人市民税係(福岡市博多区博多駅前2丁目8番1号 博多区役所新庁舎9階) 設立の日から10日以内
法人県民税・法人事業税の設立届 博多県税事務所(博多区・南区) 本店の区で提出先が変わります
同上 西福岡県税事務所(中央区・城南区・早良区・西区) 同上
同上 東福岡県税事務所(東区) 同上

※ 2026年10月時点。福岡市と福岡県の公式ページで確認しました。法人市民税係の直通電話は公式ページに記載がないため掲載していません。

法人市民税の均等割は、資本金等の額が1,000万円以下で従業者が50人以下なら年額50,000円からです。赤字でもかかる税金なので、合同会社でも株式会社でも同じように毎年の固定費として見込んでください。法人税割は、資本金等の額が1,000万円以下なら7.6%です。

福岡市は、法人市民税の税率が他の市町村より高い理由をよくある質問で説明しています。本店を市内に置くか迷っている方は、補助金の30,000円と、毎年の法人市民税の両方を見比べてから決めると納得しやすくなります。税務署や年金事務所への届出も含めた期限の一覧は会社設立の後にやる届出と期限にあります。

本店の区で変わる、福岡県税事務所の提出先
市への届出先は一つ、県への届出先は区で分かれます。

出典:福岡市「法人市民税の概要(均等割・法人税割の税率、設立申告書の提出先)」(2026年8月時点)

代行に頼むなら、最初に伝えておく3つのこと

代行に頼むなら、最初に伝えておく3つのこと/福岡の会社設立の代行を比べる

福岡市で合同会社の会社設立を代行に頼む場合、最初の相談で次の3つを伝えておくと、あとで日程が崩れません。

福岡市の制度を使いたい受講と補助金の申請を登記の前に入れる必要があります。代行側の日程もそれに合わせてもらいます。
資本金の予定額およそ857万円を超えると補助で埋まらない差額が出ます。設計の段階で相談できます。
設立後に顧問を頼むか0円の代行は顧問契約が条件のことが多いので、設立だけ頼むのかを先に決めます。

福岡市の事務所の中には、制度への対応を公式サイトで明記しているところがあります。2026年9月時点では、そよぎ行政書士事務所(東区)が特定創業支援等事業と補助金の併用で登録免許税を0円にできると書いており、ベンチャーサポート税理士法人 福岡オフィス(中央区)も補助金について詳しく説明していました。ただしベンチャーサポートの代行手数料0円は、設立後の税理士顧問契約が条件です。

一方、全国対応のクラウドサービスは、特定創業支援等事業の証明書を代わりに取ってくれるわけではありません。弥生のかんたん会社設立のように、登録免許税の軽減措置による設立を非対応と明記しているサービスもあります。福岡市の0円の道を使うなら、受講と申請は自分で進めるか、市の制度に慣れた地元の代行を選ぶのが現実的です。

無料の相談先もありますスタートアップカフェでは毎週木曜の夕方に、司法書士や税理士などの専門家に無料で相談できる枠が設けられています。代行に頼むか自分でやるか迷っている段階なら、先にここで話を聞いてみるのも一つの方法です。

出典:福岡市「創業・スタートアップ支援」(2026年8月時点)

まとめ:福岡市で合同会社を作る人の段取り

まとめ:福岡市で合同会社を作る人の段取り/福岡の会社設立の代行を比べる

福岡市に本店を置いて合同会社を作る場合の要点を、段取りの順に並べます。

  1. 登記の提出先は、市内のどの区でも福岡法務局 本局。西新出張所では出せない。
  2. 登録免許税は6万円。証明書で3万円に下がり、補助金30,000円で実質0円になる。
  3. 資本金がおよそ857万円を超えると、補助で埋まらない差額が残る。
  4. 補助金は7つの要件をすべて満たす必要がある。先着順で、2026年10月時点で受付停止の予告が出ている。
  5. 申請は受講の後・登記の前。登記を先にすると交付されない。
  6. 証明書は1か月以上の受講のあと、概ね5営業日で発行。手数料は300円。
  7. 法定の実費の最低ラインは、電子定款と制度の併用で証明書代300円(登記の時点では3万円を用意)。
  8. 設立後10日以内に、福岡市へ法人市民税の設立申告書を出す。均等割は年額50,000円から。

福岡市での合同会社の会社設立は、制度を使うかどうかで費用も日程も大きく変わります。補助金の受付状況を見ながら、受講を始める日を早めに決めてください。合同会社そのものの仕組みや、福岡県内のほかの地域での会社設立については、会社設立 福岡 合同会社のページにまとめています。

この記事の内容について制度と金額は2026年10月に福岡市・法務局・国税庁・中小企業庁などの公式ページで、事業者の情報は2026年9月に各公式サイトで確認したものです。掲載内容は弊社調べによるもので、補助金の受付状況は月単位で変わることがあります。申請の前に必ず公式ページで最新の情報を確認してください。

出典:国税庁「No.7191 登録免許税の税額表」(2026年9月時点)

日程表に「受講開始」を書き込むところから始めてください

福岡市で合同会社を作る場合、書類づくりそのものは数日で終わります。時間がかかるのは、特定創業支援等事業の受講と証明書の発行、補助金の申請という登記の前の段取りです。

設立したい月が決まっているなら、そこから1か月半ほど逆算して受講を始める日を手帳に書き込んでみてください。補助金は先着順ですから、早く動いた人ほど0円に近づきます。

自分で進めるのが不安なら、市の制度に詳しい会社設立の代行や、スタートアップカフェの無料相談を使う手もあります。募集状況は月ごとに変わりえますので、申請の直前にもう一度、福岡市の公式ページを開いて確かめてください。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

掲載順に優劣の意味はありません。並び順はページごとに変えており、順位付けではありません。いずれも当サイトが実際に検索してURLの存在を確認したサイトです(確認時点の情報のため、移転・終了している場合があります)。

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